乗務員の賃金制度について1つでも「同意する」という方におすすめします

- 労働時間の上限規制があるとはいえ、走ったら走った分だけ給与に反映したい。
- 時間軸(基本給+諸手当)中心の給与体系は、仕事が遅い社員の給与が高くなって、大変なことになる。
- 何時間、働いても給与が同じになるよう設計しておけば、無駄な残業は減る。
- 割増賃金(残業代)が少額ですむので、歩合給は多いほうが良い。
- 基本給は、最低賃金割れしないよう、とりあえず、「最低賃金×月平均所定労働時間」にすれば良い。


歩合給は時間軸給に比べて、割増賃金が少額で済み、長時間労働になりがちな運送業が導入するメリットが非常に大きいです。また売上と自身の収入が比例するため、乗務員が自主的に働いてくれることもあって、歩合給を導入している物流企業は多いです。
一方で、労働時間を把握しなかったり、残業代の取り決めをしないまま運用すると割増賃金の未払い訴訟につながるリスクがあります。
歩合給の計算式で売上高(運送収入)を用いる場合、割のいい仕事、悪い仕事で不公平が生じる点も調整が必要です。また、少々勤務態度が悪くても、売上を稼いでいれば会社から評価されるので、会社へのロイヤリティ・定着 率が低くなりがちです。

「訴訟リスクを回避できること」や、「労働時間や生産性を把握して荷主交渉がしやすいこと」、また、若い人ほど持っている「歩合給=ブラック」「提示された歩合給と釣り合わない労働時間を強いられる。」といったネガティブなイメージを払拭し、採用力・定着率を上げるために歩合給から時間給 (固定給+諸手当+残業代)に移行する企業が増えています。
しかし、導入方法を間違えると、優秀な人ほどモチベーションが低下する要因になってしまいます。




お申込み締切り:2024年4月16日(火)17時まで


1993年の創業以来、自動車部品の輸送に特化し、地場配送、スポット便・チャーター便に対応している物流企業です。
乗務員の賃金体系は、①基本給(車格ごとに一律)、
②諸手当(無事故手当、皆勤手当、特別手当など)、
③割増賃金で構成。
担当する業務によって特別手当を支給していましたが、「労働時間=賃金」になっていました。
そこで、下記のように賃金制度を見直しました。
●職務遂行能力(安全品質、作業の技量、車両管理、社内外ルールの遊守など 仕事への取組み姿勢)を序列化して基本給に反映
●日常業務で特に会社が求めること(安全運転、アイドリング、書類の提出期限、月次教育の要など)について、評価手当を支給
●時代にそぐわない手当を廃止
業務手当(業務負荷に応じて支給)、
応援手当(欠勤対応で出動した場合に支給)、
不規則勤務手当(早朝・深夜勤務に対応)、
家族手当(福利厚生)の増額など、その他、諸手当の見直し



お申込み締切り:2024年4月16日(火)17時まで
講座スケジュール

講師紹介
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船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員
橋本 直行
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船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部 人事労務チーム チームリーダー チーフコンサルタント
三村 信明