ドライバーから管理職候補を発掘するポイント

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この記事の執筆者

柴田 純平

グループマネージャー
エグゼクティブコンサルタント
2016年 東京海洋大学 海洋工学部 入学
2020年 船井総研ロジ株式会社 入社
2023年 物流コンサルティング部 チームリーダー
2025年 物流ビジネス支援部 グループマネージャー

管理職に引き上げることができるドライバーがなかなかいない…そんな声を耳にすることが多くあります。
管理職へ育成する有効な打ち手の一つが、ドライバーに「教える機会」を与えることです。

「なんとなくの理解」を「論理的な思考」に変える、社内講師のススメ

「優秀なドライバーを、将来的には管理職に引き上げたい」と考えたとき、多くの運送会社では、外部の管理者講習や社内での座学研修を検討します。しかし、長年現場でハンドルを握ってきた方にとって、机に座って一方的に話を聞くだけの時間は、思うように身につかないケースも少なくありません。


そこでおすすめしたいのがドライバーに「社内講師役」を任せることです。
例えば、新人への添乗指導や月1回の安全会議で講師を務めてもらったり、安全十二項目の一部を解説する役割を担当させてみてください。 「なんとなく」の感覚で理解していた業務も、他人に教える立場になると、内容を論理的に整理し、言葉にする必要が出てきます。

成長スピードを最大化させる、船井流「泥縄式」の育成哲学

船井流では、「泥縄式」を良しとする考え方があります。
ことわざの「泥棒を捕らえて縄をなう」という本来のネガティブな意味ではなく、「必要に迫られたときこそ、学習の質と吸収力が最大化する」というポジティブな意味合いで用いられます。
つまり、事前に座学で知識を詰め込むよりも、「来週、皆の前で発表してもらいます」と役割を与えられた状態(=泥棒を捕らえた)になることで、必死に準備し(=縄をなう)、結果として深い理解と知識の定着につながるという考え方です。

もし、貴社に「次は管理職になってほしい」と期待しているドライバーがいるのであれば、次回の安全会議で10分間、講師の役割を任せてみてください。

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