組織のエンゲージメントを高めて会社の生産性を上げる

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この記事の執筆者

三村 信明

グループマネージャー
シニアコンサルタント
同志社大学卒業後、大手繊維専門商社、大手経営コンサルティング会社を経て、2011年船井総合研究所に入社。受託型製造業(特に機械・板金・樹脂加工業などの部品加工業)や機械工具商社などのマーケティング・営業・人事制度構築・運用コンサルティングに従事する。2018年から、運送会社・物流会社を中心に人事制度構築・運用コンサルティングを手がける。2019年1月、船井総研ロジ株式会社に転籍。
物流企業向けコンサルティングサービス
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ロジスティクスプロバイダー経営研究会
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皆さん、「エンゲージメント」という言葉をご存じでしょうか。
似たような使われ方をされている言葉として、従業員満足(ES)、ロイヤルティ、モチベーションがあります。

①従業員満足(ES)・・・従業員がどれだけ、会社や職場に満足しているか。給与、福利厚生、職場環境、人間関係などへの満足度。満足度が高まれば、離職率を低下させる要因にはなるが、必ずしも会社の収益性・生産性が高まるとは限らない。
②ロイヤルティ・・・従業員の会社に対する忠誠心、帰属意識。経営者が従業員を従える、上下関係が前提。
③モチベーション・・・ものごとに取り組む、行動を起こすための個々人の動機づけ。インセンティブによってモチベーションを引き出す試みがあるが、個人が感じるもので、モチベーションが高くても、個々人がバラバラで会社の生産性は上がらない。
④エンゲージメント・・・従業員一人ひとりが会社の掲げる戦略・目標を適切に理解し主体的・意欲的に取り組んでいる状態。組織と個人は対等の状態。

以上のように、④エンゲージメントは、今の時代にあった考え方といえ、エンゲージメントを高めることで、会社の収益性・生産性向上、離職率低下、質の高いサービス向上、社員の欠勤減少といった効果が現れます。

エンゲージメントを診断する指標として、アメリカの心理学者フランク・L・シュミット博士とギャラップという調査会社が開発した、会社が従業員に対して行う12の質問として、「Q12(キュー・トゥエルブ)」を紹介いたしますので、是非、活用してみてください。

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
Q4:この1週間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
Q5:上司または職場の誰かが、自分を一人の人間として気にかけてくれている
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10:職場に親友がいる
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

※完全に当てはまる(5点)、やや当てはまる(4点)、どちらともいえない(3点)、やや当てはまらない(2点)、完全に当てはまらない(1点)で評価。

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