2026.06.17

長野県の物流経営者2社が本音で語る!研究会で得た「経営改善のヒント」と「会員同士の絆」

長野県に本社を構える物流企業2社の社長をお招きし、当社代表の橋本がインタビューを敢行。
当社が主宰するロジスティクスプロバイダー経営研究会(運輸・物流企業を全方面から支援する業績アッププラットフォーム)への入会のきっかけから、具体的な成果、そしてこれからの物流業界を見据えた今後の展望まで、熱く語っていただきました。

【対談者プロフィール】

株式会社エフロジ
代表取締役社長 笠井 雪美 氏

本社:長野県松本市

武石流通株式会社
代表取締役社長 下城 聖一郎 氏

本社:長野県長野市


【インタビュアー】
株式会社 船井総研サプライチェーンコンサルティング
代表取締役社長 橋本 直行

未経験からの社長就任、先進トレンドへの危機感――研究会との出会い

橋本: まずは、お二人が当社の研究会(LPS)を知ったきっかけや、入会を決められた理由についてお聞かせください。

笠井氏: 私は元々社長ではなく専務だったんです。当時は東京の八王子に営業所を出したばかりで、私自身、物流も経営も全くの未経験でした。「とにかく勉強しなければ」と必死にネットで検索していた時に、船井総研サプライチェーンコンサルティングのセミナーを見つけたのが最初の出会いです。
その後、コロナ禍の影響もあり八王子の営業所を閉めて松本に戻るタイミングで、たまたま社長に就任することになってしまって……。「これは本当に困ったぞ、もっと本格的に勉強しないと」と思い、入会を決めました。

下城氏: 私は2020年頃に参加した「関西物流展」がきっかけです。そこで登壇されていた船井総研ロジ(現:船井総研サプライチェーンコンサルティング)の執行役員の方の講演を聴いたのですが、会場は満席で内容も非常に面白かった。「なぜこんなに人が集まるんだろう?」と強い興味を持ちました。
それからSNSの広告などでも研究会の案内をよく見かけるようになり、自社のビジネスに先進的な取り組みやトレンドを取り入れたい、ここなら学べる場があるはずだと確信して問い合わせました。すると、すぐに連絡をくださり、Zoom面談を経て、わざわざ長野の自社まで足を運んでくれたんです。その熱意に打たれて入会を決めました。
あと、2ヶ月に1回リアルで集まれるという開催ペースも絶妙ですね。毎月リアルでの移動となると少し大変ですが、この間隔だからこそ、毎回新鮮な気持ちで本当に愉しみに参加できています。

橋本: 2ヶ月に1回がリアル例会で、その間の月はオンライン開催という形ですからね。忙しい経営者の皆さんにとって、負担になりすぎない絶妙なサイクルになっているなら何よりです!

赤字からの脱却、ホームページの『大改造』――入会後に実感した驚きの成果

橋本: 実際に研究会に入会してみて、特に役立ったコンテンツや、会社が変わった実感はありますか?

笠井氏: 私は本当に経営の「け」の字も分からなかったので、当時は賃金体系も組織図も全く整備されておらず、会社はずっと赤字が続いていました。
入会後、まずは賃金体系から見直そうとコンサルティングに入っていただき、様々なノウハウを教えてもらいました。それを自分なりに少しずつ会社に落とし込んでいくことで、赤字体質からの脱却と、強固な組織づくりの土台を構築できたことが何よりの成果です。

下城氏: 私は、入会してすぐに「これからはホームページ(HP)が絶対に大事になる」とアドバイスをいただきました。そこで研究会の会員企業さんのHPをたくさん見せていただき、徹底的に研究したんです。
実は、今日の例会で事例発表をされていた森井運送の森井社長は私と同世代なのですが、森井運送さんのHPの「社長挨拶」の文言が本当に素晴らしくて……少し言葉を変えて、そのまま『パクらせて』いただきました(笑)。今日この後、森井社長と名刺交換をして、ちゃんとお礼を言おうと思っています。

橋本: それは素晴らしいですね!研究会は普通なら外部に明かさないような社内の成功・失敗ノウハウをお互いにオープンに共有し、共に成長するための場ですから。森井社長も絶対に喜んでくれますよ。

下城氏: そう言っていただけると心強いです。こうした安心感や親近感があるからこそ、高いモチベーションを維持できるんですよね。
実は私が入会した当初は、まだ長野県内の会員さんは少なかったんです。でも、その後こうして笠井社長が入会されて、同じ長野県内でも切磋琢磨できる仲間や、横の繋がりができたことは本当にありがたいですし、私にとって大きな財産だと感じています。

橋本: 地方だからこそ、こうして自ら東京へ情報を取りに来た経営者の方が圧倒的に勝てる時代ですからね。お二人とも本当に素晴らしい活動をされているなと、私も嬉しく思っています。

物流×AI・DXの推進と、地方に活路を開く「多角化経営」への挑戦

橋本: 最後に、今後この研究会に期待することや、新しく取り組みたい情報のリクエストがあればぜひ教えてください。

下城氏: これからはAIやDXが本格的に普及する時代になりますが、物流業界はまだまだこうしたデジタル技術への苦手意識が強いと感じています。研究会には、中小企業でも「導入しやすい具体的なAI・DXの活用事例」をどんどん発信してほしいです。
また、長野県は高齢化や過疎化が進む地域です。都市部と同じ戦略は通用しないため、「過疎地域に特化したローカル戦略」などをカテゴリ別で打ち出していただけると、非常に参考になります。

笠井氏: 私は、現在の運送業という枠組みを大切にしながら、社内で「全く異なる新しい事業」を立ち上げたいと考えています。
実は今、個人的に心理カウンセラーの勉強をしており、今後は個人を対象としたカウンセラー事業を展開したい。既存の物流事業のリソースを上手く活かしながら、全く違う毛色の事業を同じ会社の中でどう運営していくべきか、そのアプローチを学びたいです。

橋本: お二人とも素晴らしい視点ですね。笠井社長が仰るビジネスは、まさに地方企業が生き残るための「地域多角化経営」そのものです。
社員のライフサイクルに合わせ、「年齢を重ねてドライバーとして重い荷物を持てなくなっても、社内の別の事業(新規事業)で雇用を維持し、長く活躍してもらう」という仕組みを上手に作っている先進企業はたくさんあります。下城社長のローカル戦略やAI活用も含め、これからの時代を勝ち抜くためのヒントとなる事例を、今後も研究会から惜しみなく提供していきます。本日はありがとうございました!

「社員が誇れる会社を創る」物流企業のための経営研究会

ロジスティクスプロバイダー経営研究会は「社員が誇れる物流企業を創る」をミッションに掲げ 、物流企業経営者向けの経営勉強会としてに2005年にスタートしました。会社をもっと良くしたい・業績を上げたいという、前向きな想いを持った経営者が、全国各地から370社以上ご参加いただいています。お試し参加も可能です。まずは詳細をご覧ください。

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